診療について
入れ歯(義歯)
「生涯自分の歯でかめるように」が当院の治療方針ですが、残念ながら抜歯せざるをえない場合もございます。その場合は入れ歯による治療も行います。
入れ歯には、色々な種類があります。
保険適用のもの、材料や作り方の違いにより、保険適用外の物などその種類は様々です。
患者様のニーズに合わせて、話し合いで決めていきたいと思います。(各入れ歯には適応がありますので、歯や骨の状態によりできない場合があります)
ただし、どんなに合っている入れ歯でも天然の歯には及びません。(噛める効率はおよそ3割と言われています)
「入れ歯」というとなんとなく良いイメージが無いかと思いますが、これからの暮らしを快適にすることが大切です。
入れ歯の種類
部分入れ歯
- チタン床義歯
-
- 素材
- 義歯床にチタンを使用
- 長所
- ○薄いため違和感が少ない
○硬いため、安定した噛み心地になる
○上あごをおおう場合、食べ物の熱が伝わる
○バネが目立たない
○割れにくく、変形しない
○軽い
○金属アレルギーにならない
美しさ ★★★★★ 再発リスク ★★★★ 安全性 ★★★★★
- コバルトクロム床義歯
-
- 素材
- 義歯床にコバルトクロムを使用
- 長所
- ○薄いため違和感が少ない
○硬いため、安定した噛み心地になる
○上あごをおおう場合、食べ物の熱が伝わる
○バネが目立たない
○割れにくく、変形しない - 短所
- ×金属アレルギーになることがある
美しさ ★★★★ 再発リスク ★★★★ 安全性 ★★★★
- ノンクラスプ義歯
-
- 素材
- ナイロンを使用
- 長所
- ○バネがないので入れ歯だと気づかれにくい
○違和感が少なく、装着感もよい
○チタン・コバルトクロムに比べ安価 - 短所
- ×定期的に作り変える必要がある
美しさ ★★★★ 再発リスク ★★★ 安全性 ★★★
- 磁性アタッチメント(維持装置)
-
(写真は総義歯用です)
- 素材
- さまざまな種類がある。入れ歯の補助的な固定装置。
- 長所
- ○入れ歯が外れにくい
○しっかり噛める
○バネがなくなるので入れ歯だと気づかれにくい - 短所
- ×お口の状態によっては使用できない
美しさ 安定するのでよく噛める(義歯によって異なります) 再発リスク 義歯による 安全性 義歯による
- プラスチック義歯
-
- 素材
- 義歯床にプラスチックを使用
- 長所
- ○健康保険が適用できる
○調整が容易 - 短所
- ×精度を高く作るのが難しく、安定して噛めない
×口の中の違和感が大きい
×バネが目立つ
×割れたり変形しやすく、耐久性が低い
×上あごをおおう場合、食べ物の熱が伝わらない
美しさ ★ 再発リスク ★ 安全性 ★★
総入れ歯
- チタン床義歯
-
- 素材
- 義歯床にチタンを使用
- 長所
- ○薄いため違和感が少ない
○硬いため、安定した噛み心地になる
○上あごの場合、食べ物の熱が伝わる
○割れにくく、変形しない
○軽い
○金属アレルギーにならない
美しさ ★★★ 再発リスク ★★★★ 安全性 ★★★★★
- コバルトクロム床義歯
-
- 素材
- 義歯床にコバルトクロムを使用
- 長所
- ○薄いため違和感が少ない
○硬いため、安定した噛み心地になる
○上あごの場合、食べ物の熱が伝わる
○割れにくく、変形しない - 短所
- ×金属アレルギーになることがある
美しさ ★★ 再発リスク ★★★★ 安全性 ★★★★
- 磁性 アタッチメント(維持装置)
-
- 素材
- さまざまな種類がある。入れ歯の補助的な固定装置。
- 長所
- ○入れ歯が外れにくい
○しっかり噛める - 短所
- ×お口の状態によっては使用できない
美しさ 義歯による 再発リスク 義歯による 安全性 義歯によるプラスチック義歯
- プラスチック義歯
-
- 素材
- 義歯床にプラスチックを使用
- 長所
- ○健康保険が適用できる
○調整が容易 - 短所
- ×精度を高く作るのが難しく、安定して噛めない
×口の中の違和感が大きい
×割れたり変形しやすく、耐久性が低い
×上あごの場合、食べ物の熱が伝わらない
美しさ ★ 再発リスク ★ 安全性 ★★